携帯サイトのUI

先日、一人暮らしを始めた友達の部屋に遊びに行った。なんでも駅から部屋までの最短ルートがまだ分かっていないらしくて、行きは「あそこのジャングルがなければもっと早いんだけどな」と草が生えた道を指しながら線路沿いを歩き、帰りは線路とは斜めに走っていてなんとなく遠そうな道を歩かされた。そして度々「どっちが近いかな?」と訪ねられた。

これこそ hightime.jp の得意分野だと思ったので抜け目なく「僕の作ったサービスで計ってみてよ、携帯からも使えるよ」と薦めたところ「パケット代が高いからな」とあっけなく返された。お恥ずかしい話だが、自分がパケット定額制のサービスに契約しているもんだからパケット代のことなんてほとんど考えていなかったのである。

とはいえ、パケット代を気にする人がいる以上はどうにかしたいものです。この時思い出したのが life is beautiful のこのエントリ。

 ちなみに、私はあの「ユーザーがサーバーに向かって何か指示を出すと、しばらくしてからメールで情報がプッシュされてくる」という形のユーザー・エクスペリエンスは携帯電話のおもてなしとしては色々な意味で正しいのではないかと考えている。「釣りバカ気分」が出てから5年以上たつのに、あの形でのサービスを本気で展開しているのは、(ドワンゴの関係会社の)ニワンゴぐらい。

Life is beautiful: まだまだ開拓の余地がある「釣りバカ気分」的なモバイル・ユーザー・エクスペリエンス

hightime.jp に当てはめると、2 アクションくらいでストップウォッチを開始できるようにして、開始されたら自動的にメールを送信する。そしてメール内に書かれている URL にアクセスしてストップウォッチを止める。こんなところかな。メールもパケット料金が発生するけど、サイトにアクセスするよりはパケット数が少ないのだろうか。この辺りはよく知らない。