自分の小さな「箱」から脱出する方法

自分の小さな「箱」から脱出する方法

わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいるの箱で知り、気になっていたのですが、復刊されたと知り、読んでみました。

前述のズゴ本さんやamazonのレビューなどを見て、ある程度予想していたので、強烈なインパクトはありませんでしたが、読んで良かったと思える本でした。一部疑問に思える事や理解できない事もあったので、何度か参照しながら考えてみようと思います。以下、この本の内容に軽く触れます。

この本が「箱の中」と読んでいるのは、自分の感情を裏切り、現実を歪んで目で見る状態のことです。また、周りの人を人間として、ではなく物として見ている状態のことです。そこで、良い人間関係を形成するには、「人を動かす」などの本でも書かれているように、相手の本当の望み、ニーズ、心配、恐れを知って行動する必要があるのであって、表面的なテクニックを使っても相手にはばれてしまい上手くいかない。そして、その状態を「箱の外」と呼んでいます。「箱の中」にいると、相手も「箱の中」に入れてしまい、また「箱の中」からどんな行動をしても相手は思う方向には進まない。要するに、全ての問題は自分にある。そして、「箱の外」に出るためには「箱の外」でコミュニケーションをすることが出来る相手と接する。

実際には、もっと細かい、ためになる話が書いてあります。ちなみに、文中でバド（上司）が「私」に与えるカードが実際に付属されているのですが、初めそうとは知らずにただの宣伝かと思い捨ててしまう所でした。